今やカジノビジネスはかつてないほどの儲けが期待でき、中でもスタートアップ企業にとってオンラインカジノビジネスは優れた選択肢になる可能性があります。しかし決断を下すにあたって、1つ重要な検討要素があります。それはビジネスの拠点をどこに置くかということです。 

オンラインカジノは世界的な現象になっていますが、他よりも条件の良い国が存在します。そこで、オンラインカジノを立ち上げる前に、10年先を見据えて、どこでオンラインビジネスを展開するかを考える必要があります。 

前置きはこのくらいにして、オンラインカジノビジネスに適した国をご紹介していきましょう。 

スウェーデン

スカンジナビア諸国はどこでも素晴らしい選択肢になりますが、多くのiGaming企業があり、プレイヤーの安全を重視しているということでスウェーデンを選びました。さらに、スウェーデン政府はプレイヤーの賞金に課税していません。よって、ギャンブラーは賞金を無課税で得られます。しかし、カジノは年間収益の18%を税金として収める必要があります。 

ジブラルタル

ジブラルタルがリスト入りしたのには理由があります。同地域の労働力の約10%がギャンブル産業に直接または間接的に従事していることはご存知でしたか?ここでカジノを始めるのはとても簡単ですが、セットアップや申請には非常に詳細な情報が求められることは頭に入れておきましょう。基本的に、どんな情報も漏らさず把握しておこうというのが彼らの方針なのです。 

ありがたいことに、手数料等を支払う必要はありません。しかし、ライセンス発行の審査プロセスは非常に厳格です。自分のプラットフォームが安全であることを証明し、信頼できるソースを出所としており、役員会のメンバーの経歴に非の打ち所がなく、高い倫理観を持っていることが求められます。これらを満たして初めて、ジブラルタルからライセンスが発行されます。 

キプロス

キプロスは外国人によるオンラインカジノの展開を認めていながら、自国民のギャンブルを禁じているという点で、このリストに入るのは少し奇妙な感じもします。もっとわかりやすく言えば、キプロスでは同国内でのプロモーションやサービス展開さえ行わなければ、オンラインカジノをオープンできるということになります。 

キプロスの委員会に1年3万ユーロ、または2年4万ユーロの手数料を払い、申請書類が承認されて身元確認をパスする必要があります。カジノの経営者になるには、プラットフォーム専用のキプロスの銀行口座が必要になります。別口で企業コスト用の銀行口座を開くことになるのは当然ですが、メインの口座はキプロスのものでなければなりません。 

キュラソー

カリブ海のバーブーダとアンティグアは多くの人が推奨しているので、このどちらかでオンラインカジノビジネスを始めようと考えたことがあるのではないでしょうか?しかし、この2つの島ではカジノオペレーターのライセンス発行に多額の手数料がかかります。 

そのような不便を避けて資金を節約するためには、キュラソーを選ぶべきです。オランダ領アンティル諸島の1つであるキュラソーは、税率わずか2%で、大規模なベッティングに対しては一切課税を行っていません。申請料はわずか2,300ドルで、月額手数料は1,700ドルです。6週間以内にオンラインカジノを開けるので、新規のカジノ経営者にとっては完璧な条件と言えます。